KIRI WISDOM 2022
新しい生き方の知恵をシェアするオンライン講座
アートやデザインの視点から、身近なものや、暮らしの中を見つめ直し、生き方のヒントとなる知恵や物語をみつけようという場。
京都・亀岡での「かめおか霧の芸術祭」をきっかけに生まれたKIRI WISDOMが2022年も実施されます。「アレックスカーが怒り愛する日本」
9月11日 (日)
一部(トークイベント) 16:00~18:00
二部(交流会)18:00~20:00ーアレックスカーが怒り愛する日本
全国各地で古民家の改修と再生活用を続け、古民家再生のコンサルティングも行っているアレックス・カー氏
京都 亀岡とタイ バンコクに拠点を置きながら、執筆活動や講演、プロデュースなどを行いながら世界に向けて、後世に生かすべき文化を発信し続けてこられました。
少子高齢化、人口減少、観光客の減少、物価上昇...様々な問題を抱えた日本ですが、我々はどんなことに希望を見出していけるのでしょうか。
徳島県の祖谷(いや)五島列島の長崎県小値賀町(おぢかちょう)、古い商店街が残る香川県宇多津町(うたづちょう)、奈良の秘境と呼ばれる奈良県十津川村(とつかわむら)など、その地ならではの再生プロジェクトを手掛けられてきたアレックス氏。
「日本中の駅前が「便利」「効率」というかけ声で画一化されたからこそ、不便さが大きな価値になる。
改めて地元にある価値あるものを見直し、愛していくべきだ」と話します。
今回は実際にこれから活用していくべく京都 亀岡にある「毘沙門荘」という歴史ある武家屋敷を拠点に
改めて日本人の精神に触れ、今日本人が考え、行動すべきことについて話し、考えたいと思います。ー登壇者
●Alex Kerr アレックス カー
東洋文化研究者
1952年アメリカで生まれ、1964年に初来日。エール、オックスフォード両大学で日本学と中国学を専攻。1973年に徳島県東祖谷で茅葺き屋根の民家(屋号=ちいおり)を購入。1977年から京都府亀岡市に在住し、篪庵有限会社設立し、執筆、講演、コンサルティング等を開始。その後古民家の利活用企画のプロデュースを中心に取り組む。
1993年、著書『美しき日本の残像』(新潮社刊)が外国人初の新潮学芸賞を受賞。2001年には『犬と鬼』(講談社刊)を執筆し、日本が抱える「文化の病」を取り上げ、注目を浴びる。2005年に徳島県三好市祖谷でNPO法人篪庵トラストを共同で設立。2019年『観光亡国論』(中央公論新社)を共著で執筆。2020 年『ニッポン巡礼』( 集英社)2021年 タイ バンコクの文化や歴史について書いた『Another Bangkok』を執筆。
現在は、執筆、講演を中心に地域活性化や景観計画、観光適正化等の提言を行っている。
●松井 利夫
かめおか霧の芸術祭総合ディレクター。陶芸家
1980年、京都市立芸術大学陶磁器専攻科修了後、イタリア政府給費留学生として国立ファエンツァ陶芸高等教育研究所にてエトルリアのブッケロの研究を行う。帰国後、沖縄のパナリ焼、西アフリカの土器、縄文期の陶胎漆器の研究や再現を通して芸術の始源の研究を行う。近年はたこつぼ漁、野良仕事に没頭し人間の営みが芸術に変換される視点と場の形成に関する研究を重ね、公開講座「ネオ民藝」を運営する。現在:京都芸術大学教授、滋賀県立陶芸の森館長、IAC国際陶芸学会理事。【参加費】
・トークイベントと交流会 (食事付き)
20名限定 10,000円 (飲み物は別料金となっております)
・トークイベントのみ参加
10名限定 5,000円
・アーカイブ配信チケット
2,000円 (後日記録動画のURLをお送りいたします 1ヶ月間視聴可能)
※チケット購入者は1ヶ月 10月11日(火) 23:59まで録画放送を視聴可能
共催:亀岡市・かめおか霧の芸術祭実行員会
「環境との対話ー皮膚を通じて知る世界ー」
⑩「祭りから知る ハレとケ」
3月26日 (土) 20:00~21:30
日本文化に興味を持ち、1996年にロンドンから来日したトムさん。
東京を拠点に世界と日本をつなぐ多くのプロジェクトを立ち上げてきた一方
徳島県神山町での仕事を契機に、地方に入り込み活動をすること多くなっていきます。
近江での仕事をきっかけに、日野町に移り住み、今ではクラフトビール会社「Hino Brewing」共同経営。
多方面で活動されているトムさんをゲストに、改めて日本という地について考え、地域の人と共に作っていく社会、未来について考えたいと思います。ー登壇者
●Tom Vincent トム・ヴィンセント
クリエイティブディレクター
株式会社トノループネットワークス代表取締役。 イギリスロンドン生まれ。近江商人発祥地である滋賀県蒲生郡日野町の築240年の旧近江商人宅を本拠地とし、企業や政府、自治体のコンセプト戦略づくりから、ブランディング、プロモーション及びメディアやコンテンツの制作などを行っている。クラフトビール会社「Hino Brewing」を日野の老舗酒屋六代目と日野在住ポーランド人ブラウマイスターと共同経営。
●松井 利夫
かめおか霧の芸術祭総合ディレクター。陶芸家
1980年、京都市立芸術大学陶磁器専攻科修了後、イタリア政府給費留学生として国立ファエンツァ陶芸高等教育研究所にてエトルリアのブッケロの研究を行う。帰国後、沖縄のパナリ焼、西アフリカの土器、縄文期の陶胎漆器の研究や再現を通して芸術の始源の研究を行う。近年はたこつぼ漁、野良仕事に没頭し人間の営みが芸術に変換される視点と場の形成に関する研究を重ね、公開講座「ネオ民藝」を運営する。現在:京都芸術大学教授、滋賀県立陶芸の森館長、IAC国際陶芸学会理事。【参加費】
・スペシャルチケットA(トムさんによる日野ツアーチケット) 10,000円 3名限定
4月16日(土) 13:00~16:00
※交通費や現地でかかる費用については含まれておりません。ご予約いただいた方には別途詳細をお送りいたします。
・スペシャルチケットB(松井さんによる亀岡ツアーチケット) 10,000円 3名限定
4月17日(日) 13:00~16:00
※交通費や現地でかかる費用については含まれておりません。ご予約いただいた方には別途詳細をお送りいたします。
・一般チケット 1,000円
・学生チケット 500円
・亀岡市民無料
※チケット購入者は1週間 4月2日(土) 23:59まで録画放送を視聴可能
共催:亀岡市・かめおか霧の芸術祭実行員会
「環境との対話ー皮膚を通じて知る世界ー」
⑨「不安」と「安全」
3月19日 (土) 20:00~21:30
日本人とオーストラリア人によるアーティストユニット米谷健+ジュリア
インスタレーション、パフォーマンス、写真、映像、立体など、環境問題や社会問題を主題とした大規模インスタレーション作品を世界各地で発表している2人。
現在は京都の農村にて無農薬、無化学肥料、無除草剤の100%自然の力で農業も兼業し、小麦や小豆、お米に野菜など素晴らしく美味しい農作物も育てられています。
そんなお2人は今年から、古民家を改装して、新たな拠点であるアートハウスを建設中。
たくましく、イキイキと生きるお2人そのモチベーションは「不安」にあると聞きました。
活動の根源はなんなのか。普段どのようなことを考えられているのでしょうか。
参加者と一緒に「不安」と「安全」について、今後の生活について考えていきたいと思います。ー登壇者
●米谷 健+ジュリア
アートユニット
コンテンポラリーアーティスト(現代美術家) 及び百姓(無農薬農家)→ライスバレー
環境問題や社会問題などをテーマに入念なリサーチを行い、独自の手法で美しくも不気味なものへと転換する作品は、インスタレーション、ビデオ、パフォーマンスなど多岐にわたる。ヴェネチア・ビエンナーレ(オーストラリア代表、2009)、シンガポール・ビエンナーレ(2013)、茨城県北芸術祭(2016)、ホノルルビエンナーレ(2017)、オーストラリア国立美術館にて個展(2015〜2016)近年では角川武蔵野ミュージアムにて大規模個展開催。(2020)
アート:http://kenandjuliayonetani.com/ja/
京都の農村で無農薬農業も営む。
農業:https://ricevalley.jp/ja/
健)1971年東京生まれ。東京外為市場で金融ブローカーとして3年間勤務。退職後は紆余曲折を経て沖縄の伝統陶芸壺屋焼き陶工金城敏男に師事(‘00〜03年)。その後‘05年オーストラリア国立大学アートスクール修士号、‘12年シドニー大学カレッジオブアーツ博士号取得。‘09年ヴェネチアビエンナーレ豪州代表に選出。
ジュリア)1972年東京生まれ。ニューヨーク、ロンドン、シドニーで育つ。シドニー大学法学部卒、‘96年東京大学 国際関係学部修士号取得、‘99年オーストラリア国立大学博士号取得(専攻は歴史)、ニューサウスウェールズ大学日本学准教授、ウエスタンシドニー大学研究員とエリート路線を順調に歩むも‘09年よりアートの道に。【参加費】
・現地開催チケット(ライスバレー ステッカーとおやつ付き) 2,500円
・一般チケット(ライスバレー ステッカー付き) 1,500円
・学生チケット(ライスバレー ステッカー付き) 1,000円
・亀岡市民無料
★今回は現地開催とオンライン配信の同時開催です。
現地で参加される方は申し込み時、項目にチェックしてください(限定5名)会場にて、米谷 健+ジュリアが育てた小豆のお菓子を味わっていただきながら
トークイベントにご参加いただけます。※チケット購入者は1週間 3月26日(土) 23:59まで録画放送を視聴可能
共催:亀岡市・かめおか霧の芸術祭実行員会
KIRI WISDOM 2021
新しい生き方の知恵をシェアするオンライン講座
アートやデザインの視点から、身近なものや、暮らしの中を見つめ直し、生き方のヒントとなる知恵や物語をみつけようという場。
京都・亀岡での「かめおか霧の芸術祭」をきっかけに生まれたKIRI WISDOMが2021年も引き続きオンラインセッションというかたちで実施されます。
「環境との対話ー皮膚を通じて知る世界ー」
⑧開かれたアトリエから閉じた世界へ2
12月29日 (水) 13:00~14:30
「自然に囲まれた場所で、自分らしく生きたい」と身体の赴くままにカナダに移住し、永住権を取得したランナー吉村静さんは
今年8月にカナダの極北、ドーソン・シティという町に引っ越しされ、ビジュアルアートの学校に通っています。
「人口約2000人、雄大なユーコン川が流れ、冬はマイナス40度にもなるこの土地で、自分がどんなことを考え、どんな影響を受けるのかを身体で感じてみたくてやってきました。」という吉村さん
オーロラや美しい自然のイメージとはうらはら、冬は日照時間4時間という厳しい環境のもと、地元の人たちや自然と共にどのような生活を送られているのでしょう。
世界から切り離されたようなとてつもなく遠い地。そんな極北にいる吉村さんと中継を繋いでぶっちゃけた話を聞いてみます。
ー登壇者
●吉村 静
ランナー / アーティスト
走歴25年。1987年新潟県長岡で生まれ、豊かな自然環境の中で育つ。
京都芸術大学空間演出デザイン学科を卒業し、その後ランニング雑誌の出版社に勤め、2014年からカナダを始め様々な国を旅する。
4年半のカナダ・バンクーバー生活を経て、2021年よりカナダ北部にあるユコン州ドーソン・シティ(マイナス40度の世界!)へ移住。ビジュアルアートスクールに通う。
2019年からは幻冬舎が運営するウェブマガジン、幻冬舎プラスにてカナダ暮らしの様子を綴った「極北でアートを学ぶ」を連載中。
ホームページ:https://www.shizukayoshimura.com
Instagram: @tip_of_the_iceberg_newspaper●松井 利夫
かめおか霧の芸術祭総合ディレクター。陶芸家
1980年、京都市立芸術大学陶磁器専攻科修了後、イタリア政府給費留学生として国立ファエンツァ陶芸高等教育研究所にてエトルリアのブッケロの研究を行う。帰国後、沖縄のパナリ焼、西アフリカの土器、縄文期の陶胎漆器の研究や再現を通して芸術の始源の研究を行う。近年はたこつぼ漁、野良仕事に没頭し人間の営みが芸術に変換される視点と場の形成に関する研究を重ね、公開講座「ネオ民藝」を運営する。現在:京都芸術大学教授、滋賀県立陶芸の森館長、IAC国際陶芸学会理事。【参加費】
・一般チケット ¥1,500(ポストカード1枚付き ※送料込み )
(ドーソン・シティで撮影された自然の風景 photo by 吉村静 )
・学生チケット ¥500
・亀岡市民チケット 無料※チケット購入者は1週間 1月5日(水) 23:59まで録画放送を視聴可能
共催:亀岡市・かめおか霧の芸術祭実行員会
⑦子どもたちにひき継ぐ知恵
11月29日 (月) 14:00~15:30私たちは子どもたちのためにどれだけ考え、動けているだろうか。
地域で活動する子どもたちにどんな言葉をかけられているだろうか。
使い捨ての製品 地球に負担をかける生産 先が見えない政治
10年後 50年後にそれはどうなっているのでしょうか。
明るい未来をつくるために、先人たちはたくさんの言葉を残してくれました。
その1つに「絵本」があり、子どもや大人たちに向けてたくさんの物語が生まれました。
そこで今回は、子どもの本専門店 店主 鈴木潤さんと、未来をつくるプロジェクトを多く手がけられる丹下紘希さんに登壇いただき、子どもたちにひき継ぐこと、ひき継ぎたい知恵について話をしていただき、一緒になって子どもたちのことを考えたいと思います。
・鈴木潤さんについて
・丹下紘希さんについて
・今考えていることについて / これからについて
・本紹介
※随時質疑応答を受け付けますー登壇者
●鈴木 潤(すずきじゅん) 子どもの本専門店 メリーゴーランド京都 店長
1972年、三重県四日市生まれ。四日市のメリーゴーランドで企画を担当し、毎月行われているレクチャーや子どものキャンプ、国内外の作家や子どもの施設を訪ねるツアーなどを手がける。2007年、京都店の出店と共に京都に移住し、店長を務める。雑誌、ラジオ、テレビなどでの絵本の紹介、子育てにまつわるエッセイの執筆、講演会など、多方面で活躍。2016年、京都に暮らす日々を絵本と結びつけながら綴ったブログ「本を読む日々」をまとめた『絵本といっしょに まっすぐまっすぐ』(アノニマ・スタジオ)を刊行。近著に「物語を売る小さな本屋の物語』(晶文社刊)がある。また子育て中の友人3人で、親子でさまざまな体験ができるイベント ちっちゃいパレード を主催。少林寺拳法弐段。二人の男の子の母でもある。
・子どもの本専門店 メリーゴーランド京都 https://www.mgr-kyoto2007.com/●丹下 紘希(タンゲコウキ) 映像作家/葡萄農家見習い
今は亀岡市の無農薬の葡萄農園で見習い中。 かつては音楽映像業界にいたが、原発事故を経て、広告の罪深さに悶絶する。 視点を変えて生きていく社会芸術運動「Noddin」創設メンバー。 主婦をしてみたり、会長ではなく、「タンタン」と呼ばれる元PTA会長だったり、自分の立ち位置、視点を変えることで世の中の何かおかしさを見つめる。
戦争のつくりかたアニメーションプロジェクト、「投票所はあっちプロジェクト」発起人。
作品として、「未来への手紙」「私たちという傍観記録」「あなたを心配する手紙」「騙されない機能付きテレビ真実一号」「概念ガチャ-お金とは何か?」 そして、架空の政党「自由無人党」党員。 差別などの理不尽、自然の破壊や暴力、戦争のない、ちょうどいい人間を目指す。 表現の不自由を憂うる京都アピールの会メンバー。 2020年より、SDGs未来都市亀岡の「"しぜんの中の小さな会議" 市民によるてつがく対話」のプログラムディレクターを務める。
・戦争のつくりかた https://youtu.be/cUGu73hnjdY
・丹下さんのビデオメッセージ/ Kouki Tange'nin Video Mesajı https://youtu.be/iKbl0p-7bkw
・投票所はあっちプロジェクト https://www.go-vote.jp/
・"しぜんの中の小さな会議" 市民によるてつがく対話 https://youtu.be/4j6Juy1bMLI【参加費】
・本を選んでもらえる券付きチケット ¥1,200
(鈴木さんからいくつか質問が来ますので、答えていただき良い本を選んでもらいます。(本代、送料は個別相談)
・一般チケット ¥1,000
・学生チケット ¥500
・亀岡市民チケット 無料
★今回は現地開催とオンライン配信の同時開催です。
現地で参加される方は申し込み時、項目にチェックしてください(限定20名)★現地開催を選択された方(20名限定)
15:30~1時間程度
交流会&子どもの本専門店 メリーゴーランド京都 店長 鈴木潤さんによる絵本の販売会があります。【場所】
開かれたアトリエ
〒621-8501 京都府亀岡市安町野々神8 亀岡市役所地下1階※チケット購入者は1週間 12月6日(月) 23:59まで録画放送を視聴可能
共催:亀岡市・かめおか霧の芸術祭実行員会
⑥リアルに対する渇望
10月2日 (土) 20:00~21:30福井県鯖江市にて漆器のベースとなる形を削り出す「木地師」として活動している、ろくろ舎代表・酒井義夫さん
山梨県富士吉田市をベースキャンプに、全国各地へミシンや裁縫道具を持参し、洋裁の光景を作る活動をしている流しの洋裁人・原田陽子さん
滞在と移動を繰り返しながら各地に赴き、ものづくりのあり方を考え続けるお二人をゲストにお迎えします。
様々な土地に出向き、人・言葉・素材と出会ってきたお二人は、より一人一人のお客さんとじっくり向き合い、触れ合うためにこれから車を改造した移動式工房で全国をまわられるとのこと。
(お二人は初対面で、たまたまお二人ともされていることが共通していました)
「器をつくる人」と「服をつくる人」が今まで考えてこられたこと。
出会ってきた各地の物語ついて話しをしてもらいながら
これからの生活について参加者と一緒に考える会になればと思います。
・「ろくろ舎 」酒井さんについて
・「流しの洋裁人 」原田さんについて
・今考えていることについて / これからについて
・質疑応答20:00~21:00 1部
21:00~21:30 2部 質疑応答など
ー登壇者
●酒井義夫 ろくろ舎主宰 / 木地師
伝統的な木地師として技術を継承しながら、 独自の視点から商品の開発やプロデュースなどを手がける。 一方で道具とアートの境界線を探りながら
実験的な作品を製作し続けている。
Young Designer Award 2015 受賞
高岡クラフトコンペディション入選
Good Design Award 2019 受賞
HP:http://rokurosha.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/rokurosha/●原田陽子 流しの洋裁人
晴れの国岡山生まれ。「服は機械で自動生産されると思っていた」を耳にしたことをきっかけに、全国各地へミシンや裁縫道具を持参し、その場にいる人を巻き込みながら洋裁の光景をつくる活動を、2014年9月から開始。現在、山梨県富士吉田市にベースキャンプを構え、全国へ流している。洋裁という行為を媒介に、人や場、文化の廻船的役割を担うことを目指している。
Instagram:https://www.instagram.com/oharikotraveler_yokoharada/?hl=ja
【参加費】
・お土産付きチケット ¥5,000
「ろくろ舎 」酒井さんより器チケットと、「流しの洋裁人」原田さんより服チケット付き(送料込み)
・一般チケット ¥2,000
・学生チケット ¥1,000
・亀岡市民チケット 無料
※チケット購入者は1週間 10月9日(土) 23:59まで録画放送を視聴可能共催:亀岡市・かめおか霧の芸術祭実行員会
⑤食材と遊び戯れるためのレシピ
9月24日 (金) 20:00~21:30近年「料理」や「食材」と向き合う時間が変化しつつあります。
見栄えよく料理をしなくては。
栄養をたくさんとれるようにしたい。
時間短縮できる方法を探そう。
行為が目的となっており、食材と純粋に向き合う時間は減り、そのことを大事にしなくなってきているように感じます。
今回は「食とそのまわり」にある、もの・こと・感覚などをすくい上げ、考察・研究・創作・提案をする山フーズ主宰 小檜山さんをゲストに
食材や、素材と見つめあい、匂い、遊び、戯れながら
ていねいにそのものとの対話をし、1つの場をつくる実験を開催してみたいと思います。
・山フーズ主宰 小桧山聡子さんの活動について
・今考えていることについて
・事前に送られてきた食材と遊び・戯れる実験
・質疑応答
※参加される方は、事前に送られてくる野菜(稲穂とお米)とレシピをご用意の上参加ください。20:00~21:00 1部
21:00~21:30 2部 質疑応答など
ー登壇者
●小桧山聡子 山フーズ主宰/料理家
1980年東京生まれ。多摩美術大学卒業。「食とそのまわり」にある、もの・こと・感覚などをすくい上げ、考察・研究・創作・ご提案し、様々な形でみなさまの身体へお届けすることを生業としている。ケータリング、ワークショップ、商品開発、講師など多岐にわたって活動。「食べるってなんだろう」「おいしいってなんだろう」そして「生きているってなんだろう」を様々な形で探求しています。
●松井利夫 かめおか霧の芸術祭総合ディレクター。陶芸家
1980年、京都市立芸術大学陶磁器専攻科修了後、イタリア政府給費留学生として国立ファエンツァ陶芸高等教育研究所にてエトルリアのブッケロの研究を行う。帰国後、沖縄のパナリ焼、西アフリカの土器、縄文期の陶胎漆器の研究や再現を通して芸術の始源の研究を行う。近年はたこつぼ漁、野良仕事に没頭し人間の営みが芸術に変換される視点と場の形成に関する研究を重ね、公開講座「ネオ民藝」を運営する。現在:京都芸術大学教授、滋賀県立陶芸の森館長、IAC国際陶芸学会理事。【参加費】
・一般チケット ¥3,000
亀岡より(稲穂とお米)と、山フーズ制作小さなレシピ付き(送料込み)
・学生チケット ¥1,500亀岡より(稲穂とお米)と、山フーズ制作小さなレシピ付き(送料込み)
・亀岡市民チケット 無料亀岡より(稲穂とお米)と、山フーズ制作小さなレシピ付き
(※郵送はいたしません。参加申し込みされた方にメールをいたしますので、当日までにその場所まで取りに来てください)
※送られてくる野菜は季節や天候の関係で変更となる場合があります
※チケット購入者は1週間 10月1日(金) 23:59まで録画放送を視聴可能※今回は事前にレシピをお送りして参加していただく都合上、開催の3日前(9月21日火曜 23:59)に参加申し込みを締め切らせて頂きます。
共催:亀岡市・かめおか霧の芸術祭実行員会
④皿の上の記録とブータンの日常
7月30日 (金) 20:00~21:30「持続可能な食の消費と生産を実現するライフワールドの構築ー食農体系の転換に向けて」(通称FEAST)プロジェクトの研究員として働き、ブータン、日本を調査研究する小林舞さんをゲストにお迎えし ブータンのフィールドワーク・フードスケープから見聞きした発見を教えてもらいます。 また、今回発行されたブータンの学生の食生活を記録した本「ZACHUM FEAST GOCHISOU - Life around the Bhutanese plate」をもとに、ブータンの様々な地域の学生が普段何を食べているのか、またそこから見えてくる食と農の変遷をたどります。 そして、後半では私たちは普段どんなものを食べているのか。1歩立ち止まり考え、共有し、話し合う場をつくってみたいと思います。
・小林舞さんの活動について
・ブータンの食事情について(フィールドワークより)
・ブータンの日常食リサーチ本「ZUCHUM FEAST GOCHISOU」について
・日本の人が普段食べている食事について
※参加される方は、可能な限り1日(朝・昼・晩)の食事写真に撮影して参加してください。
当日チャットで写真の共有をして、日常の食事について語り合える場を作れたらと考えています。20:00~21:00 1部
21:00~21:30 2部 質疑応答など
ー登壇者
●小林 舞 (京都大学 学際融合教育研究推進センターアジア研究教育ユニット・経済学研究科 研究員 / 一般社団法人 FEAST)
大学卒業後、カリフォルニア州や中米のニカラグアで、環境教育や農業に携わり、アグロエコロジーを学ぶ。京都大学地球環境学舎にて修士・博士課程修了。2016年より5年間、京都にある総合地球環境学研究所にて、「持続可能な食の消費と生産を実現するライフワールドの構築−食農体系の転換に向けて」(通称FEAST)プロジェクトの研究員として働く。2021年より京都大学学際融合教育研究推進センターアジア研究教育ユニット/経済学研究科研究員として勤務。持続可能な農村発展、小規模農業と食文化の転換を主に日本とブータンをフィールドとして調査研究を続けている。
【参加費】
・一般チケット ¥2,500
・学生チケット ¥1,000
・亀岡市民チケット 無料
★全てのチケット購入者対象★
「ZACHUM FEAST GOCHISOU - Life around the Bhutanese plate」
本が欲しい方に限り、限定20名の方に抽選で本をお送りいたします。
※本が欲しい方はチケットを申し込みの際に、チェック項目にチェックを入れてください。※チケット申し込み〆切りは当日の19:30 になります
※チケット購入者は1週間 8月6日(金) 23:59まで録画放送を視聴可能共催:亀岡市・かめおか霧の芸術祭実行員会
③カラダの中に記憶する 身体と道具の使い方
6月30日 (水) 20:00~21:30「身体」と「もの」との関わりから生まれる感覚、運動機能を「ものづくりの視点」から見直し、人間が本来持っている「身体」の運用法を見出す「身体0ベース運用法」を試みる作家 安藤さんと
「道具と身体」「建物と装飾」など、関係性の中に生まれる物事の“意味”をテーマにした彫刻作品を制作している作家 大村さん
2人をゲストに、道具と身体の関係性について様々なルーツを深掘りして話を聞いていきます。
どのようにして道具が生まれたのか。
体を動かすことが減ってきた昨今、これからどのように身体と付き合っていく方法があるのか。
またどのような楽しみ方や考え方があるのか。
実体験や調査活動を踏まえながら幅広く活動する2人のお話を聞きながら未来を生きるためのヒントをもらいます。
・美術工芸作家 / 身体0ベース運用法 安藤隆一郎さんの活動
・美術作家/彫刻家 大村大悟さんの活動
・身体と道具について
・移動と身体について20:00~21:00 1部
21:00~21:30 2部 質疑応答
ー登壇者
●安藤 隆一郎 美術工芸作家・身体0ベース運用法
1984年京都出身。京都市立芸術大学染織専攻講師。
身体0ベース運用法(しんたい ぜろべーす うんようほう)とは「身体」と「もの」との関わりから生まれる感覚、運動機能を染織・美術作家 安藤隆一郎が持つ「ものづくりの視点」から「0」から見直し、人間が本来持っている「身体」の運用法を 見出す試みです。その「身体」とは医学やスポーツといった専門的なものではなく、私たちの身の回りにあ る「身体」です。身体0ベース運用法はアートが持つ多様なツールを使って翻訳することで、身体の消えゆ く未来へ向けてその可能性を問い直しています。 主な活動にワークショップ「〈すわる〉からトレーニングする」/世田谷文化生活情報センター/2019年。個 展「0GYM」/京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA/2017年。などがある。
website : https://www.shintai-0-base.com/
Instagram:shintai.0.base●大村 大悟 美術作家/彫刻家
1984年、石川県生まれ 成安造形大学造形学部造形美術科 卒業 「道具と身体」「建物と装飾」など、関係性の中に生まれる物事の“意味”をテーマにした彫刻作品を制作している。 近年は作家活動と並行して民具の調査・復刻製作や、プロダクトデザイン、特注什器の制作も手がける。 また、barge fine products名義でクリエイターへの制作協力を行うなど、分野をまたいで活動中。
website :https://ohmuradaigo.com/
:https://www.barge-bowl.com/
Instagram:daigoohmura【参加費】
・一般チケット ¥2,500
・ひょうたん器付きチケット ¥4,000(大村さん作 ひょうたんの器が贈られます※送料込み)
※手作りのため1つ1つ色や形が違います。どのようなものが贈られてくるのかお楽しみに。
・ヘンテコ筆記用具付きチケット ¥4,000(安藤さん作 鉛筆につけるだけでトレーニング器具に変身する鉛筆キャップが贈られます※送料込み)
※手作りのため1つ1つ色や形が違います。どのようなものが贈られてくるのかお楽しみに。
・学生チケット ¥1,000
・亀岡市民チケット 無料
※チケット購入者は7月7日(水) 23:59まで録画放送を視聴可能
共催:亀岡市・かめおか霧の芸術祭実行員会
②亀岡という〈舞台〉に生まれる作品や風景
5月26日 (水) 20:00~21:30「洋服があれば世界は劇場になる」をコンセプトに、常に新しい活動を展開、発信し続けるファッションブランド『THEATRE PRODUCTS』代表 武内さん。
『障害者支援施設みずのき』の絵画教室から生まれた作品の所蔵と展示、アール・ブリュットの考察を基本に据えた『みずのき美術館』のキュレーターをされる奥山さん。
不思議な力に吸い寄せられ、各地から人が集まる『KIRI CAFE』の店長、そしてHOZUBAG亀岡工場の工場長としても活動される武田さんをゲストに
それぞれの立場から普段どのようなことを考え、工夫し、世界に表現を発信しているのか。
亀岡という地域〈舞台〉で行なわれている出来事について、舞台裏や普段聞けないようなことも聞いていきたいと思います。
・THEATRE PRODUCTS / 武内さんについて
・みずのき美術館 / 奥山さんについて
・KIRI CAFE / HOZUBAG.Mfg.工場長 / 武田さんついて
・それぞれが考える地域〈舞台〉と表現について
・裏話など、突然始まるセッションやハプニングについて20:00~21:00 1部
21:00~21:30 2部 質疑応答
ー登壇者
●武内 昭 THEATRE PRODUCTS代表
1976年、長崎生まれ。株式会社コムデギャルソンのパタンナーを経て、2001年、会社そのものが自身の表現手段になり得るという考えからシアタープロダクツ設立、「洋服があれば世界は劇場になる」をコンセプトに、ファッションとそれにまつわる様々な側面に焦点をあてながら活動している。 2020年、かめおか霧の芸術祭への参加を機に、サスティナブルブランド”HOZUBAG”を立ち上げ、一般社団法人きりぶえ理事に就任、映像作品”自然の中の小さな会議”の総合プロデュース、亀岡市公認紙袋事業のアートディレクションなどを務める。 ディリジェンスパーラー ファウンダー・取締役 京都芸術大学 准教授●奥山 理子 みずのき美術館キュレーター、HAPS「Social Work / Art Conference」ディレクター
1986年、京都生まれ。母が、絵画活動で注目された社会福祉法人松花苑みずのきの施設長に就任したことに伴い、12歳より休日をみずのきで過ごす。2007年以降の法人主催のアートプロジェクトや、農園活動にボランティアで従事した後、2012年、みずのき美術館の立ち上げに携わり、以降企画運営を担う。2万点を越える所蔵作品のアーカイブ、アール・ブリュットの考察、社会的支援を必要とする人たちとのアートプロジェクトなど、企画は多岐に渡る。アーツカウンシル東京「TURN」コーディネーター(2015-2018)、東京藝術大学特任研究員(2018)を経て、2019年より、HAPSの「文化芸術による共生社会実現に向けた基盤づくり事業」に参画し、2020年、相談事業「Social Work / Art Conference」ディレクターに就任。東京藝術大学Diversity on the Arts Project非常勤講師。●武田 幸子 KIRI CAFE店主 / HOZUBAG.Mfg.工場長
1985年、京都府亀岡市生まれ。京都造形芸術大学空間演出デザイン学科ファッションデザインコース卒業。
卒業後、出版社のデザイン部に所属。退社後、社会福祉法人松花苑 みずのき美術館に勤める。2019年から、京都府亀岡市で行われている「かめおか霧の芸術祭」の拠点であるKIRI CAFEの運営を担当。また2020年よりHOZUBAG.Mfg.の工場長を担当。【参加費】
・HOZUチケット ¥4,500 (HOZUBAG SACOCHE付き)
※限定30個 までとさせていただきます。
※SACOCHEの色は選べません。ご了承ください。
・一般チケット ¥2,500 (みずのき美術館より福袋付き)
・学生チケット ¥1,000
・亀岡市民チケット 無料
※チケット購入者は6月2日(水) 23:59まで録画放送を視聴可能
共催:亀岡市
①開かれたアトリエから閉じた世界へ
4月17日 (土) 10:00~11:30「自然に囲まれた場所で、自分らしく生きたい」と身体の赴くままにカナダに移住し、永住権を取得したランナー吉村静さんをゲストにお迎えし
移民大国カナダでの暮らしぶりや、トレイルランニングやハイキングなどを通じた身体と自然の関係など、
バンクーバーより中継を繋いで、ぶっちゃけた話を聞いてみます。
・カナダの生活について
・ジェンダーや個性、多様性について
・出る杭として生きることについて
・移動、移住、家について
・カナダで知る、感じる日本について
・閉じたコミュニティーについて
・お金がなくても生きていけるガーデンについて
10:00~11:00 1部
11:00~11:30 2部 質疑応答
ー登壇者
●吉村 静
ランナー / アーティスト
走歴25年。1987年新潟県長岡で生まれ、豊かな自然環境の中で育つ。京都芸術大学空間演出デザイン学科を卒業し、その後ランニング雑誌の出版社に勤め、2014年からカナダを始め様々な国を旅する。
現在カナダのバンクーバーに住み、野菜を育てたり、文章を書いたり、写真を撮ったりと、その時々で興味のあることに情熱を注いでいる。
2019年からは幻冬舎が運営するウェブマガジン、幻冬舎プラスにてカナダ暮らしの様子を綴った「北極かえるのコモンロー日誌」を連載中。
北国、雪国への憧れがあり、カナダの北部にあるユコン州(マイナス40度の世界!)へ移住しようと模索中。
ホームページ:https://www.shizukayoshimura.com
Instagram: @tip_of_the_iceberg_newspaper●松井 利夫
かめおか霧の芸術祭総合ディレクター。陶芸家
1980年、京都市立芸術大学陶磁器専攻科修了後、イタリア政府給費留学生として国立ファエンツァ陶芸高等教育研究所にてエトルリアのブッケロの研究を行う。帰国後、沖縄のパナリ焼、西アフリカの土器、縄文期の陶胎漆器の研究や再現を通して芸術の始源の研究を行う。近年はたこつぼ漁、野良仕事に没頭し人間の営みが芸術に変換される視点と場の形成に関する研究を重ね、公開講座「ネオ民藝」を運営する。現在:京都芸術大学教授、滋賀県立陶芸の森館長、IAC国際陶芸学会理事。【参加費】
・一般 ¥2,500(ストリートの名言集(Zine)&写真ポストカード(世界中で撮影した自然の風景)1枚付き photo by 吉村 静 ※送料込み)
・学生 ¥1,000
・亀岡市民 無料※学生チケット / 亀岡市民チケットにはZineとポストカードは付きません。
※チケット購入者は4月24日(土) 23:59まで録画放送を視聴可能
共催:亀岡市
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